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隣のあたし(南波あつこ)感想ネタバレ注意・仁菜は隣の家に住む幼馴染、京介のことが小さい頃から…。

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まさに予想外の展開でした!

面白いところ。

主人公の仁菜は隣の家に住む幼馴染、京介のことが小さい頃から大好きで、いつかは京介の彼女になる事を夢見ている中学3年生。
ある日、いつまでも隣に居ると思っていた京介のキスシーンを目撃してしまったことから物語が動き出します。
「幼馴染同士の恋愛」と少女マンガではよくありそうな設定ですが、意外と登場人物の複雑な感情が入り混じっていて面白い話だなと思いました。

好きなキャラ。

橘京介
仁菜の隣の家に住む高校1年生で仁菜の想い人。
小さい頃から野球をしていて高校でも野球部に入部し、マネージャーの結衣子と付き合い始めます。

橘圭介
京介の弟で小学生。
小さいながら仁菜の良き相談相手になってくれます。
小学生らしからぬ適切なアドバイスをする事も。

好きなところ。

最後は絶対仁菜と京介が付き合うのだと思っていたのでまさかの展開でした。
最終的に仁菜とくっつく三宅君は中盤くらいから登場するキャラだったので本当に意外でしたが、そんな番狂わせな所が妙にリアルに感じられて逆に良かったです。
京介の心境が複雑すぎてなんだか切なくなってしまいましたが、最終話で仁菜の背中を押す姿は感動しました。
京介派だったので少し複雑な気持ちになりましたが、読んでよかった少女マンガでした。