エレガント?いえ、パワフルです。フランスの意外な一面も。
面白いところ。
作者が突撃フランス生活を通じて体験した事を綴ったルポ漫画。とにかく異文化なので日本では考えられないエピソードが満載でした。フランスというとセーヌ河を眺めながら優雅にカフェでくつろぐティータイム。そんな漠然としたイメージしか持っていなかった私は良い意味でフランスへのイメージを覆され、フランスへ旅立ってみたくなりました。
好きなキャラ。
どんな事にでもチャレンジしてしまう作者兼、主人公のじゃんぽ〜西さん。そのブッコミ具合はフランス語が話せないのに現地でアルバイトまで始めてしまう行動力!まさにタイトルどおり「かかってこいパリ」という感じが溢れ出ていますね。
好きなエピソード。
日本では定番品のあの「たこ焼き」フランスでは結構な高級品だそうです。高級品とまでは行かなくでも、日本人が聞いたらびっくりしてしまう衝撃の価格。気になるお値段とそのエピソードは是非本誌で確認してみて下さいね。
作品に関する思い出。
うっかり電車に乗る前に買ってしまったので、いかに震えずに読むか(笑わないか)が課題でした。面白いです。この本は半分近くが前作「パリの迷い方」の再録が入っているそうなので、そちらを持っている方には少し物足りなさが残るかもしれせん。
作者に関して。
単行本の帯にあるようにおフランスだけじゃないフランスの姿をコミカルに紹介してくれる作者です。その独自視点と滞在経験は読者の旅行気分を盛り上げてくれます。