ミニ四駆ブームの火付け役、少年達の心を掴んで一大ブームを引き起こす。
面白いところ。
なんと言ってもその臨場感!画面から飛び出して来る程のスピード感と精密に描かれたミニ四駆の描写は読者達をワクワクさせた。特にメカ描写がスッキリとしてベタとトーンのバランスが良く、見ているだけでとても爽快な気分になります。また、プラモデルで戦うという新しい概念が大きなヒットの要因だったのでしょう。さらに、「改造できる」「大会に参加できる」等の要因も加わってくると自分もやってみたくなるものです。たくさんの子供達が、ミニ四駆を購入して各々改造に勤しみました。
好きなキャラ。
主人公の日ノ丸四駆郎が一番好きです。ちょっと鬱陶しい程の熱血具合がまた良いですね。今の漫画では少なくなってきたキャラクターではないでしょうか。
作品に関する思い出。
実際のミニ四駆、ダッシュ1号エンペラーを購入した事、思い出の初ミニ四駆です。
おすすめ。
「プラモデル」を「改造」して「チーム戦」でバトルするという概念がとにかくおもしろい!U2という女性率いるチームのマシンがとんでもなくて、私個人としてはとても気に入っています。
作者に関して。
作者急病の為、連載が中断しており発刊されたコミックスは全14巻。当時のミニ四駆市場はかなり大きな物だった為、これを機に市場全体が縮小してしまった事が残念でなりません。