食の究極を求め2大新聞社が対決をするところがすごいです。
面白いところ。
究極の食材を求め、苦労を惜しまず外国さえも行ってしまうところ、人の心を料理で動かしてしまうところが面白いと思います。
すきなキャラクター
主人公の山岡士郎と同じ新聞社に勤め、のちに結婚する栗田ゆう子が好きです。東西新聞社に入社した当初はどこにでもいそうな女性でしたが、味覚に鋭く、山岡士郎の有望なパートナーとなります。山岡士郎とその父、海原雄山との仲を取り持ち、二人のすれ違った心を少しずつ彼女の愛ある行動で動かしている気がします。
好きなところ。
食べることが大好きなので、読んでいて美味しそうだなとか、なるほどとか感心して読んでいます。出てくる料理は大体凝っていたり、食材を入手することが難しくて、家で作ってみたことはないですが、日本中の郷土料理が出てきたり、今まで知らなかったたとえばウィスキーの作り方とか、金平糖の作り方とかたくさん知ることが出来て好きです。
おすすめ。
東西新聞社と相手の帝都新聞社の食対決はいつもはらはらして見応えがあっていいです。
作品に関する思い出
この作品は、高校の時に家族といったスキー旅行先のペンションで出会いました。
夜、暇だったので、泊り客がくつろぐスペースに行くと、そこに「美味しんぼ」が何巻か置いてあったのです。読みだしたらとても夢中になり、それからしばらく新刊が出るたびに買って読んでいました。おかげで上記にも書いた通り食に関して詳しくなりました。
作者に関して
このお話は、原作の方と実際に絵を描いた方とお2人いらっしゃいます。正直このお2人はよく知りません。この漫画だけで勝手に評するのであれば、原作を考えた雁屋哲さんはすごい!と思います。結構記述が行き過ぎじゃないか??という場面があり、悪い意味で問題に出ているようですが、それはあくまで漫画なのだからいいのでは?と私は思いますが。絵は長年連載されているから(110巻ですものね!)変化していますね。たくさんいいものを食べているからなのか、山岡さんも栗田さんもふくよかになっている気がします(笑)。