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パイナップルARMY([作]工藤かずや[画]浦沢直樹)感想ネタバレ注意・元傭兵で戦闘インストラクターのジェド・豪士が活躍するシリーズ。

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世界各地を舞台に元傭兵で戦闘インストラクターのジェド・豪士が活躍するシリーズ。

多様な政治情勢、多様な人種、国家や民族の歴史……複雑な背景のなかで決して表舞台に立つことのないジェドが相対するのは、ほと裏の世界に生きる男たちです。

ジェドと同じく表に出てこない、無名ながら何かと戦っている戦士が毎回登場します。
第1話は刑事だった父をなくした子どもたちが、父がやったあることが原因で冷酷なことで知られる大佐に追われるようになり、ジェドに救いを求めてきます。
けれども、ジェドは依頼を受けて戦う戦士ではなく、あくまでも戦闘インストラクター。
教官として子どもたちに大佐の魔の手から自分の身を守る術を教えます。
彼が教えるのはサブマシンガンのつかいかたや、アジト内の移動のしかた、戦闘の心得など。
ジェドというインストラクターがいることを知らない大佐が、子どもたちが武装していることを知るはずもない。そこに勝機があると教えこんで、大佐に負けない作戦を実行します。
このシリーズはどの話も最初のページで舞台となる場所を示し、あとでジェドが登場することになる設定を読者に知らせます。
読者は最初の一コマでニューヨークに意識を向けたり、ワシントンに飛んだりします。
そして、戦士ではなく戦闘インストラクターというキャラクターだから描ける世の中の非合理に憤ったり、腑に落ちたりしながら、最後には大団円を迎えます。
おもに男性向けの作品ですが、女性も充分に楽しめます。