」で便利でお安く。一言感想。
一言では言い表せないくらい、今の私から見れば、切なくてきゅんとなる恋物語です。
でも切ないだけでなく、それぞれのキャラが個性的でとても面白いです。
面白いところ。
主人公の女の子が、美術大学生なのですが、ちっちゃくて一見すると小学生みたいなのに、
芸術作品を作ると天才というところでしょうか。
最初は人見知りだったのにだんだんとみんなと打ち解けて楽しそうでした。
好きなキャラクター。
森田さんという上に書いた女の子の２歳上の先輩の男の子です。
寂しがり屋で、仲間に入りたがります。この子も作品を作らせたらすごい力を発揮します。
突飛な行動をするので何を考えているのかイマイチ分かりませんが、
本当に友達でこんな子がいたら少し迷惑だけど面白いかなと思います。
好きなエピソード。
たくさんあるのですが、１つ選ぶとすれば、４巻の中にある話です。
主人公の女の子が３７度以上の熱を出して１週間以上寝込んでしまい、その子の幼馴染みであり、なおかつ、その子が通う美術大学の先生がその原因を知り、かなりのショックを受けて取り乱したところでしょうか。
魂が口から抜け出て、体がうすくくねくねしていて、セリフが文字化けしていてすごいことになっていました…。
原因は読んでからのお楽しみに。
好きなところ。
この漫画に出てくる女の人は４人です。２人は上記の美術大学の学生、残りの２人は社会人です。
みんなそれぞれ素敵で憧れます。美術大学とか、デザイン関係とか出てくるのですが、私にとっては未知の世界で、
すごいなと思います。そういう自分が知らない世界がのぞけるのが好きです。
作品に関する思い出。
この漫画はいつ人気が出たか忘れてしまいましたが、ほとぼりが冷めたころに（３年くらい前）
に古本屋さんで全巻購入しました。今でも気に入っているのでとっておいてあります。
何回読んでも面白い＆切なくなります。学生の頃に読んでいたらまた少し違った感想を持ったかもしれない。
作者に関して。
この漫画で初めて羽海野チカさんを知りました。そして大好きになりました。
絵がかわいいのはもちろん、ほんわかとあったかくて、チカさんの性格や優しさがにじみ出ているような気がします。
この漫画で講談社漫画大賞をとっておられます！
１巻ごとに最後にあとがきのようなものがあるのですが、それがとても面白くて親近感がわきます。
結構ドジっ子なのですよ。わたしもあるある！そんなことしょっちゅうだわ…。と思ったのでした。
